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幼児のA君を初めて叱った日

先生である私は、大人である私は、

初めて本気で叱らなければいけないタイミングを逃しては絶対にいけません。


幼児のA君を初めて叱った日

先日の記事で、私は本気で叱ります、ということを書きました。

なぜなら、本気で叱られることのありがたさを知っているからです。

まだの方はぜひお読みください。

(→本物を知る

 

 

そうは言っても、そうそう叱ることや叱る場面があるわけではないので

安心してください(笑)

 

2年弱通ってくれた子(A君とします)がいましたが、

本気で叱ったことは1回だけだったと思います。

その時のことを書きます。


まだ2歳の妹を含めて、よく、ことわざカルタをすることがあったのですが

この2歳の妹がまた強者で、お兄ちゃんに負けた後などは、カルタを持ち帰って

家で特訓をしてきていました。

 

ですから、お兄ちゃんに負けないくらいカードを取ることもあったのですが

そうすると、お兄ちゃんはちょっと半泣きになってしまって

すねてしまうのです。

 


ある日、そんなことがありダラダラとカードを取るようになり、最後はグダグダになってしまいました。

後片付けも、カードを乱暴に扱ったりで、

一緒にいるお母さんがおろおろして

「さ、片づけよ。」

などと声をかけてくれていますが、

 

「今日はきちんと言っておく日かな。」と思いました。

 

確かにかわいそうだな、とは思ったし、へそをまげすぎないように気を使っているお母さんの気持ちもわかりますし、

先生の前でお母さんが怒ったら、恥ずかしさも加わって、本当に泣いてしまいかねませんでした。

 

でも、私の立場としては見過ごすわけにはいきません。

お母さんとしても、先生から言ってほしいところだと思います。

 

まあ、冷静にごちゃごちゃ私も考えているわけではなかったのですが(笑)

A君がカードをグシャっと散らばせた時に

ブチっときました!

 

 

「きちんと片づけなさい!使ったものを片づけるのは礼儀だよ!」

 

特に大きな声で怒鳴ったわけでもありませんが

私の強い声は明らかに本気の怒りの響きを持っていたと思います。

 

 

A君は一瞬、ハッとした表情を見せ、

そこから何も言わず、涙をこらえながら片づけを始めました。

そして、最後にはカードを整えて

 

「片づけました!!」

 

と涙声で報告をくれました。

 

 

私は、安心と、いい子だなー、えらい!といういろんな気持ちで

嬉しさでいっぱいになり、

 

「よし!ちゃんとできたね。」と笑顔で応えました。

 

 

その後は、A君の表情は晴れ晴れしくなり、

先生に褒めてもらったとかそういうことではなく、

「自分はちゃんとやれたぞ」

というような、清々しい笑顔を見せ、元の明るいA君に戻っていました。

 

ただ先生に怒られるからとか、褒められたいから片付けたということであれば

その後も度々、私が叱る場面があったでしょう。

でも、もうA君を叱るような機会はやってきませんでした。

 

なぜならA君は、なぜ叱られたかをきちんとわかっていたからです。

 


A君はゲームに負けたからと言って、すねて、物にまで八つ当たりをしてしまっている、

自分の気持ちや態度が、怒られて当たり前のことだと知っていたのです。

片づけることが礼儀だということも

子どもはちゃんと知っているのです。

 

なぜなら、いつもお母さんが叱っているからです。

(お母さんには甘えて言うことを聞けない時もありますが・・・)

 

子どもは知っているのに、大人が見過ごしてしまったらどうでしょう。

 

 

これを見過ごすと、こういった態度はエスカレートします。

次に叱っても効かない可能性もあります。

子どもは「そんな話は聞いてませんよ?教えてもらってませんが?」

という態度をとります。(本当です、笑)

 

もちろん、幼児の彼は意図しているわけではありませんが、

子どもはこうして大人を試している、意図せず大人は試されているのです。

 

 

ちゃんと叱る人であるか、

ちゃんと自分を見てくれている人であるか。

 

先生である私は、

大人である私は、

この初めて本気で叱らなければいけないタイミングを逃しては絶対にいけないのです。

 

お父さんやお母さんが日頃教えていることを、

私もサポートしなければなりません。

私がこのお役目をきちんと果たさなければ、家でも言うことをきかなくなってしまうでしょう。

 

 


話は戻りますが、

この出来事は同時にA君にとっての成功体験にもなりました。

 

先生に叱られたことに、泣きながらでも

やらなければいけないことをきっちりやり通したのですから。

 

これはきちんと認めてあげなければなりません。

もし、大人がおだてて、だらだらしながら片づけたのを

 

「よくできたねー。」

 

なんて言ってしまっては、彼は間違ったことを成功体験だと勘違いしてしまいます。

 

これでいいんだな、

と思ってしまうわけです。

機嫌をとってもらわないとやらない、なんてことになりかねません。

 


・・・と、えらっそうに書きましたが、

私は、何より日頃のお母さまのしつけがいいのだな、と思っています。

 

そうでなければ、A君はべそをかきながらでもちゃんと片づけを済ませて

 

「できました!!」

 

なんて、報告は中々できないのでは、と思います。

 

 

お母さまが日頃から私たちを尊重してくださる姿勢のおかげだと思って感謝しています。

 

 

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