お子さんを医者にしたかったら
幼児に勉強は必要あるのか
このブログは、これを読んでくださっている皆様の大事なお子さんが
心豊かに健やかに成長されるようにと絵本や知育教材を紹介させてもらったり、参考になるお話が一つでもあれば、という思いで書いています。
それは、ここで何回かお伝えさせていただいている通り、
脳の成長というのはプロセスがはっきりプログラミングされているということから、幼児期からの教育が重要であることを知っているからです。
たとえば、大人になって頑張っても絶対音感は決して身につかないということがありますが、脳は年齢ごとに発達する領域が決まっています。そういったことを踏まえて、幼児期に可能性を広げてあげてほしいと思います。
それは今回のタイトルの、お子さんを医者にしたいかどうか、に関係なくです。
幼児に勉強が必要あるかと言えばないと思います。一般的な学習を指すならば。
しかし、勉強ではなく幼児のうちに鍛えておきたいこと、育成したい領域はあります。
幼児のうちにしか鍛えられないこと、開発できないこと、幼児のうちの大事なことをお伝えできるといいなと思っています。

ローマは一日にして成らず
私は、幼児教室のルピナスを開いていました。
今は状況がよくなく閉じていますのでこのブログを書いています。
おもに高校受験の塾でしたが、何人か医者志望のお子さんがいて、いろいろ考えるきっかけをもらいました。
そもそも医者になるには、勉強習慣、勉強量、質、集中力、などなど必要なものが桁違いです。
そしてそのうち幼児期に重要になる要素がたくさんあります。
医者になることを目指す塾ではありませんが、大きなものを目指したくなった時に、そのスタートラインには立てるだけのもの(ポテンシャルになるもの)を育成してあげようという気持ちで幼児教室をしていました。
具体的な勉強などはまだまだ後のことです。幼児期は遊びが勉強ですから。それだけは忘れてはいけません。でも少しの意識の違いが何日も何百日も何年も積み重なって大きな違いになります。
子どもたちに勉強を教えていて、今までつくづく感じたことです、「ローマは一日にして成らず」。幼児にも教える言葉です、笑。
偉大なものに決して短時間でサッとできたものはないということです。コツやノウハウは積み上げた基礎があってこそのものなので、話長くて申し訳ないですが、これだけは前提に置きましょう。
だからこそ、幼児からなのです。
お子さんを医者にしたかったら①
前の項でも述べたように、医者になるというのは、
桁違いのポテンシャルが必要です。
桁違いのポテンシャルを育むために、幼児期に決定的に必要なのは、間違いなく良質な脳作りです。
栄養が足りていないと、集中力は持ちません。
スカスカのザルのような脳では覚えたことが実に(身に)なっていきません。
勉強の仕方、幼少期の過ごし方、すべてのことの前にまずは、健康で栄養豊富で育った脳作りが最重要です。
重要なのはもちろん栄養素の摂取・吸収です。
摂取はお母様の心がけでできますが、吸収はその子個人のもともとの体のポテンシャルに関連します。
そのことを証明する記事の中で書いていますのでぜひ読んでください。
お子さんを医者にしたかったら②
当たり前すぎて記事にするほどのことだろうか、ということばかりなのですが、
次に大事なのは、愛情いっぱいささげることです。
( ^ω^)・・・
愛情をささげない親がいるのか?と言いたくなったことでしょう。
でも、たまにですが、愛情が純粋でない方もいます。医者に何が何でもしたいがために行き過ぎた教育熱、過保護、などです。
それはゆがんだ愛情とでもいうべきでしょうか、ここで大事なのは純粋な愛情です。
なぜなら、もう一度繰り返すと、医者になるために必要な要素は桁違いのものばかりなのです。
誰かに望まれたからとか、人に言われたからと言って目指してなれるようなレベルではありません。
お子さんをコントロールしようという下心のある愛情は、お子さんをゆがめます。ゆがんだ精神状態でローマにたどり着く子はいないと思っていいでしょう。
自立心が必要だと思います。
やるとなったときに、親から離れて 自我でやってやるという決意をもって進める自立心。
それは、愛情を注がれて信頼を構築したからこそ自立できるものではないでしょうか。
そして、本質的な愛情のもとに、今この子に何が必要か、何が大事なのか手を差し伸べていきましょう。
お子さんを医者にしたかったら③
①と②では、要は勉強することや何かを目指す前の土台作りのようなことでした。医者でなくてもなんにしろ、どのお子さんにも重要なことです。
③ではもう少し、医者になるには、に近づいたアドバイスになりますが、例えば家庭教師は医大生に教えてもらう、です。
要は、本物に触れる、ということです。
たとえば、英語の話せない先生だけに英語を習っても子どもが英語を話せるようにはなりません。
当たり前のことではあるのですが。
話せる先生に習ったからといって子どもが話せるようになるわけではありませんが、前者の先生にだけ習い続けても可能性はゼロです。どこかの時点で留学したり、現地の英語やスピーカーと交わらなくてはいけません。
医大生は忙しいので、全部を任せるわけにはいきませんが、勉強自体より勉強の仕方などを学ぶつもりの方がいいと思います。
そのほかの例えとして、サッカー選手になりたかったら、生のJリーグの試合や練習を見にいくべきです。できれば、夏休みなどにある短期のスクールや教室に通ってみるなど。
本物にしかできないこと、本物だから知っていること、本物だけが持っているオーラに触れることです。全部でなくてもいいのです。折をみて、必ずそういう機会を持たせてあげましょう。
そしてお子さんを医者にしたかったら、少なくとも同じことを目指している仲間や同志がいる環境に少しでも触れさせておくとよいでしょう。
そうするのが、そうなるのが当たり前、という状況を作るのが環境作りとしては重要です。
まとめ
今回は「お子さんを医者にしたかったら」というテーマで書きましたが、幼児のうちは医者になることに的を絞ってできる具体的なことができる段階ではありません。が、土台としては絶対に必要なことを書かせていただきました。
特に、①の脳作りはもっとも重要です。カスカスの栄養状態ではお子さんのポテンシャルは大きくなりません。
ぜひ関連記事を読むことをおススメします。
また記事を読まなくても、本の方は大変参考になることが書かれていますのでおススメします。一押しの著書です(^^)
コメント