乳幼児は何を考えているのか
赤ちゃん、まだ言葉の喋れない幼児、何を考えているか気になるところですよね。
ズバリ!お教えします
赤ちゃんが時々何かが見えているかのようにどこかを見つめてることがありますよね。
何を思っているのか、感じているのか、気になところではありますが…
実は、乳幼児に限ったことではないのですが、
ズバリ!言葉を知らなければ考えることはできません!
ですから、赤ちゃんは何も考えていない、ということになります。
なぜなら、私たちは考え事をする時には必ず頭の中でも言葉を通すからです!
言葉を通さなければ、目の前にあるものを認識することすらできません。
そんなことなら知ってるよ、と思った方も最後までぜひお読みください。
やたら記憶のいい人
例えば、知らない場所に行ったときに、周りに何があったかというのは中々覚えていないものです。
ですが、よく記憶している人っていますよね。
そういう方は意識しているかしていないかはわかりませんが、
「あ、ピカピカの赤色のポスト。」「こんなところに公衆電話。」「野良猫がいる。隣の家の猫と似ているな」、
など、頭の中で目に見えているものを言葉にしています。
実は言葉を通すことで存在を認識できるのです。
やたら物覚えがいい人という方は、
変なたとえですが、目に見えているものを頭の中で言葉を口にするようにしているのです。
逆に、言葉にしていないとそこにあったことを認識できないのです。
赤ちゃんは考えごとはできない、ということからわかること
こういった訳で、言葉を知らない乳幼児は
「今日は外は雨だ」とか「お母さん今日は髪型いつもと違うな」などと考え事はできません。
このことからわかることは、
言葉を知らなければ考えごとはできない、ものを認識することもできない
↓
知っている言葉が少なければ、浅い考えしかできない、物覚えがよくない
ということも言えます(少し、悪い言葉を使って表現してしまってすみません)
ですから、言葉が少ない(語彙が少ない)ということは学力や、情緒、想像力などにも大きく影響します。
語彙を増やすために
語彙を増やすためにできることは、
できるだけたくさんの本(絵本)を読んであげることであるのは言うまでもありません。
そして言葉を発していない赤ちゃんであっても、子どもはアウトプット(喋り始める)までに、お母さんやお父さん、周りの声、音、全てをインプットし続けているということを重要視しましょう。
片言で単語だけを発していたのに、ある日を境にバーっと喋り始めたというお子さんは多いはずです。
一定の言語の量や情報が結びつき、口や舌の使い方がうまくできるようになったときに話し始めます。
理解していなくても構わないのです。優しい子になって欲しかったら、優しい響きで、優しい言葉の絵本を読んであげたり、お母さんの声で語り掛けてあげてください。
話始めるまでに、たくさんの本を読んであげましょう(^O^)/
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