違いを知ることで知識や学びを深める②

動物
比較は視野を広げる
こちらのブログで「シロナガスクジラより大きいものっているの?」という絵本を紹介したことがありましたが、
違いを知ることで、知識や学びはグッと深まります。
 
まだの方はぜひこちらをどうぞ
違いを知ることで知識や学びが深まる①
大きさの違いが、楽しめる絵で分かりやすくなっており、大人が見ても「へー」と興味深さを感じます。子どものくいつきもよく違いを知ることで知識や学びが深まる、おススメの絵本の紹介です。

「シロナガスクジラ~」の絵本は、この地上でもっとも大きい生き物から、さらに大きなものを比較し、宇宙の壮大さをイメージできる本でした。

 

今回の「チビトガリネズミより小さいものなあんだ」の絵本は、この地上でもっとも小さい哺乳類のトガリネズミから始まり、ミクロの世界をイメージする絵本です。

 

内容を理解するには難しいところもありますが、科学本や、学習本、

そして視野を広げていく素晴らしい本と思って、ぜひ手にしてほしい絵本です。

 

「シロナガスクジラ~」の本は結構評判が良く好きだったお子さんも、今回の本は難しく思えてもチャレンジの価値ある1冊です!

 

 

 

お母様の畏敬の思いが子どもには大切

今回の「チビトガリネズミより小さいものなあんだ」

世界でもっとも小さい哺乳類のひとつトガリネズミからはじまり、段々とさらに小さいものへと比較しながら、ミクロの世界へと入っていきます。

そして、てんとうむし、ぞうりむし、アメーバ、そしてバクテリア。

 

ここまでは子どももついてこれますが、さらに、分子、原子、陽子、中性子、粒子と・・・。

 

正直、大人がとても勉強になります。

説明も絵もわかりやすくなっていますので、手元において何回か読むだけでも

良書であることに気づいていただけるかと思います。

 

子どもにはそう大きな感動や気づきがないかもしれませんが、読み手にはおそらく、

生きてることの不思議や、驚き、感謝などがきっとあるように思います。

そして、それこそが、読み手(お母様)が語る必要はありませんが、

そういう感動・畏敬・敬意などの気持ちがこもった言葉がけ、本の扱い、をすることが読み聞かせの大事なところではないかなと思います。

 

子どもには難しいかな、などと思わず、良書と思える本はそろえてください。

そして、子どもは案外ピンとこないような顔を見せても吸収していくものですよ。

 

 

さらに学びを深める体験を教えます。
こちらのブログでは、絵本での気づきや学びを深めるために「追体験」をおすすめしています。
追体験とは本に追随した体験をすることで知識や気づき、学びを深めること
追体験の例としてこちらの↓そらまめくんの本での例をおすすめしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
 
差がつく読み聞かせにぴったりな絵本
もっとも知識が深まる読み聞かせを実現しやすい題材で「そらまめくんのベッド」を取り上げています。読み聞かせで差をつけたいお母さま必読。
 
 
追体験はほんの少しの工夫というか心がけでできます。そして、それが大きな違いを作っていくのでおすすめです。
 
例えば、今回の本では、「チビトガリネズミ」が基準に比較が展開していきますが、
せっかくなら、実際のチビトガリネズミを確かめておくのがいいと思います。
絵本を読む前に、一緒にネット検索してもいいと思いますし、読んだ後に、チビトガリネズミを調べてみてみるのもいいと思います。画像で本物を見るだけでもいいのです。
 
そういうことに興味が少ないお子さんでも、
 
「今度の絵本はチビトガリネズミ出るからお母さんと調べてみよう」という言葉がけを重ねるだけで、何かをするときには調べるんだなとか、ネットはそういう風に利用するのだな、と意識付けになります。
 
もちろん家に図鑑があればなお良しです。
 
これが追体験です。
 
え?そんなことが?
 
と思われるかもしれませんが、絵本に追随することを少し体験(調べる、確かめる)だけでも十分に知識を深めます!(^^)!
 
知識系の絵本は深めると効果抜群なので追体験、取り入れてくださいね。

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