自然に思いやりが身につく絵本「ゴリラのパンやさん」

動物
お話
秋のおわり、ゴリラがパンやさんを開店します。でも、なんせゴリラですから動物たちは怖がってなかなか買いに来ててくれません。ゴリラはいろいろ考えて、優しくいらっしゃいといってみたり、そうっと顔を出したり工夫をするのですが、みんな外見を見ただけで、怖がって逃げてしまうのです。 でも最後はやっぱり子ども達。本当はゴリラがとても優しいパン屋さんだとわかってくれます。
 
「秋のおわり」から始まる、秋の森のやさしい色でいっぱいの素敵な絵本です。
 
森の動物たちはゴリラの大きい声や、いかつい顔が恐くてなかなかパンを買いたいのに買いに行けませんが
1ページ目に、ゴリラが開店するところからはじまるので、
「誰が買いに来てくれるかな?」
「どんなパンが売ってるかな?」
のような問いかけをしてみると次のページをめくるのがわくわくするでしょう(^^)

森の動物たちはゴリラが恐くてなかなかパンを買いに行くことができない様子が絵で分かるので
文字を読まずに、ゴリラや森の動物たちの様子を絵で見て想像してみるとおもしろいかもしれません。
 
優しさは教えなくとも示されている
このお話では、風貌の怖いゴリラ、いじめっ子の狐が出てくることで、
見た目で判断しちゃダメ
いじめはダメ
ということが暗に含まれています。
 
でも、子どもというのはまだそういうことに関して理屈を理解して物事を判断できません。
 
もっと本能的なものに近い、
嫌だなとか、嬉しいな、楽しいな
という感覚でとらえています。
 
優しいね、こんなことしちゃだめだね、ということはお母さんの主観なので、
あえてそういった言葉を使って何かを教えようとする必要はありません
一緒に楽しんで物語を楽しむだけで十分です。
 
感性はたくさん読んだ絵本、物語からこどもが感じ取っていきます
 
このゴリラは親しんでもらおうと指人形を使うことでみんなに来てもらおうとしました。
Amazonレビューでは、
「ありのままの自分でいたらいいのに」
というような意見もありましたが、
それも子どもに教えることではないでしょう。
 
大人になるまでに、自分に心地いい生き方・考え方ができるように、選択できるように、いろいろな物語を読んであげましょう。
絵本を深める追体験とは
追体験とは、読んだ絵本の内容を追随する体験をすることで、絵本や学びへの興味を深める体験のことです
 
この絵本ではたくさんの追体験が考えられます。
追体験の例としては
 
・一緒にパンを焼いてみる
・お店屋さんごっこで遊ぶ
 
など(ベタすぎますが)子どもは絵本の後はさらに楽しんでくれるでしょう(^^)
ぜひ、本を読んだ後(次の日とかでもかまいません)遊んでくださいね。

パン屋のごっこ遊びなど、ぜひ、絵本の後に遊んであげてください。

 

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