言葉かけの違いが心の成長に響く

女の子
絵本「まつぼっくりのぼうけん」

今回は私のベスト3に入る大好きな絵本の紹介です。

これまでに何回となく子どもと読んできました。

読み聞かせの極意については少しずつこのブログで書いてきているのですが、

私の読み聞かせでは、漢字と追体験がセットです。

(追体験とは、本を読んだ後に、その内容に追随する体験をすることを言います。)

このまつぼっくりのお話での追体験は、

・実際にまつぼっくりを頭に思い起こして絵を描く

・実際のまつぼっくりを手にして観察する

・可能ならまつぼっくりを探しに行く

といったところでしょうか。

こうして読み聞かせを深めます。

追体験が、得た知識を深め、興味・関心を深めます。

読み聞かせは表紙から始まっている

また、私の読み聞かせは表紙からすでに始まっています。

表紙の絵の中にまつぼっくりを探す、

どんな動物が描かれているかを探してみる。

場所はどこなのか、

これから始まるまつぼっくりのぼうけんとはどんなものなのか、

年齢に合わせて一緒に考えていきます。

冒険とは・・・

この絵本のキーになっているのはタイトルにくみこまれているようにやはり

ぼうけん(冒険)

だと思います。

そもそも冒険とは何でしょう。

似ていると思われる言葉に探検がありますが、

この二つには同じ「けん」とついていても、

漢字が違うのです。気づきましたか?

冒険のと探検のは何が違うのでしょう。

子どもはここまでわかる必要はないのですが、小学生くらいでしたら辞書調べなどもして、

漢字の知識を深めながら読むこともできます。

冒険→危険をおかすこと、成功のたしかでないことをあえてすること
探検→未知のものなどを実地に探りしらべること、また危険を冒して実地をさぐること

あなたは冒険したことがありますか?

ではなぜ冒険をするのでしょう。

もしくはしないのでしょう。

ではまつぼっくりの冒険とはなんでしょう。

そんなことを少し考えて読むと、

この絵本にでてくる、まつぼっくりたちの冒険の意図が読み取れるかもしれません。

絵本の内容

この絵本は

5つのまつぼっくりの冒険のお話ですが、

川の流れに身を任せたような冒険です。

それぞれのまつぼっくりたちが、流れ着いた先に自分の居場所を決めていきます。

子どもにすべてを問う必要はないのですが

「ぼうけん」の言葉の意味や

まつぼっくりのぼうけんを自分の人生になぞらえて読んでみる、

自分ならどんな場所に身を置きたいか・・・。

そんなことを考えて読むと

お母さまもより楽しめると思います。

何より、

読み手に意識を持っていると、言葉かけに違いが出てきます。

それは読み聞かせにかぎったことではないと思います。

ちょっとした言葉かけの違いが子どもに蓄積します。

子どもにとっては、誰よりも

お母さんが先生

です。

子どもは誰よりもお母さんから学んでいます。

お母さん先生におススメの一冊です。

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