こちらの写真を見てください。
絵本の写真です。
「わすれられないおくりもの」という題名の絵本です。
皆さんにとって、「わすれられないおくりもの」といって思い出すものなどはありますか?

昔の彼からもらった十字架のネックレス気に入ってたな~
おばあちゃんに買ってもらったぬいぐるみ大好きだった!
友達が手作りで編んでくれたマフラー温かかったなあ、、、
などなど、思いつくものはあることでしょう。
もしかして、思い出したのは もらったプレゼントばかりですか?
あなたが差し上げたもので、相手にとってわすれられないほどのおくりものはあったでしょうか。
そもそも、わすれられないってどれほどのものでしょうか。
あなたのお子様にとっての、わすれられないおくりものは何になるでしょうか。
何をおくってあげたいですか?
なんでみんなは並んでいるのか?
プレゼントをもらっているのはどちらなのか?
私は子どもと対話をしながら絵本を読んでいます。
「おくりものってなんのことかわかる?」
「プレゼントならわかるかな。」
「もらってうれしかったものは何?」「え?ゲーム!」
「じゃあ、プレゼントあげたことある人!?」
たくさん読み聞かせをすると思いますが、
この本のように、対話が深まる本もあります。
この本は、「わすれられない」ということばの深さを考えて読むと素晴らしい気づきを与えてくれる本です。
こういった本が子どもにとって「わすれられないおくりもの」になるといいな、と私は思います。
贈り物にふさわしい本だと思います。
この「わすれられない・・・」だけでなく、
スーザンバーレイ作の絵本は、そのほかに「アナグマさんのもちよりパーティー」「アナグマさんはごきげんななめ」などがあります。
どれも、深い気付きを含んだ素晴らしい絵本です。
また、かわいい動物たちや、やさしい水彩画のタッチが本当に素晴らしい良質の絵本だと思います。
対象年齢は少し高めだとは思いますが、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
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