自立心のある子どもの特徴はこれ!

幼児

自立心がある子どもの特徴はこれ!

今回は、自立心が芽生えているお子さんの特徴を、日本が世界に誇る幼稚園「ふじようちえん」のモンテッソーリ教育の中からご紹介したいと思います。

現段階で自立心が芽生えてるか、など少しお子さんを思い浮かべながら読んでください。

 

もし、お子さんに足りないところを感じたら、私なりにその対処も少し示しておこうと思いますのでぜひご参考にしてください。

まず、簡単にふじようちえんをご紹介しますね。

世界に誇れる「ふじようちえん)」とは

↓本からの写真ですが、こんな幼稚園があることをご存じの方も多いかもしれませんね。

いかにも、子どもたちがすくすく、いきいきしているのが伝わりますね。

こんな幼稚園で学べるなんて羨ましいですね。

 

子どもが、延々と走り回れるように円状の園庭にしたり、木登りができる、砂場に埋まっている宝物、など

子どもの興味を引き出す、どんどん伸ばす工夫が至る所にされているそうです。

 

また、あえて不便を作ることもしているようです。ドアや蛇口は自分が閉めなければいけない、蛇口の水を出す加減も自分で工夫して調節するようにしているなど、

なんでも便利がゆえに配慮ができない、そうならないように思いやりや、工夫、自立を育むモンテッソーリを取り入れたコンセプトで創られた幼稚園です。

 

身近にないから、関係ない、となるともったいないので、この幼稚園のコンセプトから、自立するとはどういうことで、どう育まれているのか、とても参考になりますのでご紹介したいと思います。

木から落ちる子は最初から登らない

ふじようちえんにはネットを張った木があり、ネットをたどりながら木や屋根にたどり着き遊べるそうです。

木から落ちる心配をするお母様もいらっしゃいますが、

木を登るときに自分が落ちるとわかっていたら子どもはいきなり登ることはしません

 

初めてすることに子どもは臆病で、怖がりです。大人でもそうですよね。

 

ネットが張ってあったら、少しずつネットを登り始めて段階を踏んで上を目指します

 

もし子供が木に登ってけがをしたらどうするのか、木に登れない子は楽しめないじゃないか

という心配は杞憂だということなのです。する必要のない心配なのです。

 

子どもは、自分がしたことがあるかないか、経験値はわかっています。それは動物の本能としての機能です。危険な目に合わないように。

ですから、自分ができるかできないかも、限界もわかっているのです。

 

お子さんを信頼してあげましょう。

むしろ、段階を踏まず無謀な行動をいきなりとったり、衝動的に何かをしたりすることが見られることが多いお子さんは気を付けなくてはなりません。

 

そうすることに理由がある場合(人の言葉に乗せられやすかったり、ノーが言えない)は対処を考えましょう。

例えば子供だけで、川や海、山に行かせない、制限するなど。

 

またお子さんが何かをするとき、段階的に取り組んでいける工夫をしてあげましょう。

何かをするとき、与えるときは段階的にステップアップ式にすること。

むやみに制限や規制せず、段階的に取り組むようにしてあげられれば子どもの能力を伸ばすことができます。

教えなければ教えないほど学ぶのが子ども

教えなければ教えないほど学ぶのが子ども…これも非常に納得したのですが、

子どもは本来チャレンジャーです。

やってはいけないと言われてもやりたがるし、やることに理由があるのです。

子どもは興味を持てば教えなくてもやりたがります

逆に、教えるというよりこちらが言わなければやらないことには興味がないということでもあります。

もちろん、興味のないことはさせなくてもいい、ということではありません。

続けたからこそおもしろくなることもたくさんあります。

 

でもお子さんの興味ポイントを見極め見つけておくことは大事ですね。

興味が薄い、無関心の理由

教えなくてもやりたがるのは本来の子どもの姿です。

もし、お子さんが何を差し出しても興味を持とうとしない、無関心、などが目立つようでしたら、与え過ぎたか、強制し過ぎた可能性はないか、確かめてください。

 

以前に、お子さんに少しでも興味を持つものが出てくればいいな、と思い、とりあえずなんでもチャレンジさせているお母様に出会ったことがあります。

ピアノもバイオリンも、体操も水泳も、〇〇教室とか、次から次へと。

 

私の教室にたどり着いた時には、お子さんがまだ5歳でありながら、母親に

「次はここに来とけばいいの?」

と言いました・・・( ;∀;)

 

もう興味を引き出すとかそういう話ではありません。

お子さんに「これがどうしてもやりたいからやらせて」という間も与えないほど、次から次へとやりすぎです。

あまり恵まれすぎてると、大きな刺激がないと面白さを感じられなくなってしまいますし、

続かなくなってしまいます。

また探せばいい、確かにそうなんですが、この親子は違うなと思いました。

 

私はお断りしました。もちろんお子さんが行きたいと言ったら構わなかったのですが、「通いたい」という気持ちを知るはずもありません。

 

常に「次は何をすればいいの?」という姿勢でしたからね。

 

今回は少し長くなってきたので、また違う機会でふじようちえんから学べることを紹介したいと思います。

前の記事でモンテッソーリについて書いていますので是非ご参照ください。

また、今回参照した書籍はこちらです↓興味持たれた方はぜひ手に取ってみてください。

子どものやる気を引き出すことに関して、こちらの記事でも書いています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました