時計の読み方と教え方と絵本

ユーモア

時計の読み方をわかりやすく、楽しく覚える方法

時計はいつから読めるといい?

「時計の読み方教えてください」「まだ読めないんですけどどうしたらいいですか?」

という質問はわりに多く受ける部類の質問です。

 

時計の読み方を習うのは小学生ですので、焦る必要はありません。

が、時計を読めることのメリットも大きいので、ざっくりでも読めるようにさせてあげるのはおススメです。

 

7時や8時といったちょうどいい時間なら意識すればすぐにわかるようになりますので、あまり気負いせず日常生活で時刻に親しむようにしましょう。

時間単位でも時計がわかるようになると、生活にもメリハリをもてます。〇時までにこれをしよう、〇時になったらお風呂の時間、など生活に目途をつけ、約束ごとを時間単位で決められる、などのメリットが大きいと思います。

 

今回は時計の教え方と絵本をご紹介したいと思います。

時計を教える前に(重要)

時計をはやく読めるようにしてあげたいですが、時間や時刻の概念がない子どもにとっては読む練習などをされても理解できません。

時間や時刻の概念の前に、そもそも数字に対する概念や認識が足りていないと難しいので、時計を教える前にそもそも数字がわかっていることは必須ですので前置きしておきます。

 

先にも書いたように、焦る必要はないということは念頭に置きましょう。

 

また、家にデジタル時計しかないご家庭のお子さんは小学生になっても時計がなかなか読めません!

お子さんが自然に身につくためには針で時間を示すアナログタイプのものを飾りましょう!

 

当たり前のことを書いていると思われるでしょうが、時計がいつまでも読めないという相談を探ると家にデジタルの時計しかないというのはちょいちょいあります!

そして、アナログ時計は必要です、と言っても、部屋の雰囲気に合わせてるから、みたいな理由で置くことを避けて子どもに時計を教えようとしている方もいます((+_+))

 

アナログ時計は、時計を覚える時点ではなく基本的にいつもあるようにしましょう。

 

数字がわかって読めて、家にアナログ時計がある、これが時計を覚えるスタートラインです。

時計の読み方の教え方

時計は長針と短針があるので、まずは短針が時間を指していることを教えましょう。

しばらくはそれ以上教えなくてもいいと思います。

「短い針がさしている数字が時間だよ」

 

といった簡単な説明で十分です。できれば時計か、時計を模したカードで7時、8時、などみせてあげましょう。

お勉強みたいにならないように気を付けながら、切りのいい数字の時刻だけで十分です。

気をつけながら、というのは、時計はあくまでも時間を意識しだして使うようになって読めるようになるものなので、少し教えたら、日常生活で使うようにすれば読めるようになります。特訓みたいにしなくても大丈夫ですし、時間の概念は少しずつ吸収するものです。

 

短針が7時や8時を指していることががなんとなくわかっていることを確認出来たら、次は、「7時に起きる」「5時になったら買い物へ行く」「6時になったらお母さんに教えて」など練習したり、教材を使ってもいいですし、何より、

キリのいい時間を言葉にして意識して生活の中に入れていきましょう。

 

一応教材を紹介すると、私は使いやすかったので塾では公文のカードを使っていました。

 

キリのいい時間がわかるようになったら7時30分、半、といった感覚もつかみやすくなりますし、こういった教材は長く使えますよ。

 

 

また、数字の確かめや、時計自体に親しむ、ということで、知育玩具を使うのもいいと思います。ハぺの時計パズルは自分で数字をはめ込んで針を動かすことができますし

かわいらしいので、2,3歳くらいからでも遊び感覚で使えて人気の教具です(^^)

絵本を使う効果

時計の教具は時計覚えにかなり有能な教具ですが、その点では絵本も

お子さんがストーリーや絵が気に入れば、何度も繰り返して読みたがるので、効果は大きくなります。

 

しかし、時計に触れてもらうことを意図した絵本というのはそれなりに多くあるのですが

上記に書いた内容程度の数字の理解や、時計の短針がなんとなくわかる程度の知識がないと全く面白みを感じられないものが多いです。

少しは時計に触れたあとに読む方が効果や興味度はあがります。

 

それが前提ではありますが、王様の顔が時計になっていて、王様が「6時に体操だ」というと

顔が6時になっているという、なんともユーモラスな絵本があります(^^)

教え込もうとしていないところもいいと思います。(でも顔は時計)

「とけいのおうさま」という絵本です。

 

「とけいのおうさま」は時間を守ることのメリットや、時間に縛られることのデメリットを考えさせられます。

お子さんにはまだまだわからないかもしれませんが、時間というものに関心を寄せるきっかけにはなりそうです。

時計が少しわかり始めたらぜひこの絵本、手に取ってください(^^)

 

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